研究用遺伝子測定装置

LW-100

LW-100 とは?

FFPEサンプルから抽出したDNA中の遺伝子変異の検出を行う研究用遺伝子測定装置です。遺伝子測定の標準化、迅速化に貢献します。

特長

遺伝子測定をより簡便に、より正確に、より高感度に

簡便化

  • 測定開始までの前準備に要する作業時間は約2分。
  • カートリッジにFFPEサンプルを入れて、装置内にセットするのみ。
  • 標本のパラフィン溶解から核酸抽出および精製、遺伝子増幅、測定結果表示までの全工程を自動化。

データの信頼性

  • 検出チップに必要な試薬が固相化されており、調製ミスを排除。コンタミネーションリスクを低減。
  • インターナルコントロールの測定により、サンプルの品質確認が可能。

高感度アッセイ

  • BNAクランプPCR法*では、変異のある遺伝子だけを選択的に増幅できるため、バックグラウンドノイズが抑えられ、高感度な変異検出が可能。

*BNAクランプPCR法
BNA は人工的に作られた DNA と類似の構造を持つ化合物で、相補的な核酸と強く結合し、安定な二重鎖を形成します。このような BNA の性質を利用し、検出対象以外の遺伝子に結合(クランプ)し増幅を抑制します。変異検出において、通常の PCR では、変異のない遺伝子によるバックグラウンドノイズが要因となり感度が低下しますが、BNA クランプ PCR では、変異のある遺伝子だけを選択的に増幅できるため、バックグラウンドノイズが抑えられ、高感度に検出することが可能となります。

BNAクランプPCR法

測定フロー

1. サンプルセット

FFPE 核酸抽出カートリッジにFFPEサンプルをセット
(別途エタノールを分注)

2. 装置にセット

FFPE 核酸抽出カートリッジ、検出チップ、分注チップラックを装置内にセット

ここまでの準備工程は約2分

3. スタート

FFPEサンプルID入力後、測定開始

4. 核酸抽出

5. 増幅

(装置内でのオペレーション)
  • 組織標本パラフィン溶解
  • 核酸抽出
  • 精製処理
  • 試薬チップに核酸分注
  • 標的遺伝子領域を増幅
  • 変異を検出

6. 結果出力

増幅曲線または
変異検出結果を確認

核酸抽出~結果レポートまで
1サンプル 3時間40分 / 3サンプル 8時間

製品仕様

研究用遺伝子測定装置 LW-100

FFPEサンプルから抽出したDNA中の遺伝子変異の測定を行う研究用遺伝子測定装置です。

品目コード CK150305
使用目的* FFPEサンプルから抽出したDNA中の遺伝子変異の測定
処理能力 1サンプル: 3時間40分、 3サンプル: 8時間
所要サンプル量 厚さ10μmFFPEサンプル×2枚/測定
寸法 約454mm(W)×約552mm(D)×約633mm(H)
*突起物、オプション、付属品類は含まない。 
重量 約63kg

LW-100 EGFR 研究用試薬

  • 必要な試薬をチップ内に固相化。マニュアル分注の必要は無し。(プライマー/プローブ/クランプ/DNAポリメラーゼ/dNTPs)
  • ゲノムDNA中のEGFR遺伝子領域(Exon 18,19,20,21)を増幅し、EGFR変異を検出。
  • 29種類の変異タイプの検出が可能。
品目コード CP427041
使用目的* BNAクランプPCR法の原理に基づき、FFPE 核酸抽出カートリッジで抽出・精製処理されたFFPEサンプルに存在するゲノムDNA中のEGFR遺伝子領域(Exon18,19,20,21)を増幅しEGFR 変異を検出する
貯蔵方法 冷蔵(2~8℃)にて保存
有効期間 製造後 3ヶ月(12ヶ月まで延長予定)
容量及び個数 LW-100 EGFR 研究用試薬 12枚/箱

「LW-100 EGFR 研究用試薬」は、理研ジェネシスの子会社である株式会社BNA(日本)とのライセンス契約(日本特許第4731324号および第6242336号ならびにそれらの対応外国特許出願)に基づき、日本国内で製造されています。また、「LW-100 EGFR 研究用試薬」は米国特許番号7294468およびその対応外国特許によって保護されています。

検出可能なEGFR遺伝子変異

Exon 変異ID アミノ酸変化
18 2155 G>A G719S
2155 G>T G719C
2156 G>C G719A
19 2235_2249del15 E746_A750del
2235_2252>AAT E746_T751>l
2236_2250del15 E746_A750del
2236_2253del18 E746_T751del
2237_2251del15 E746_T751>A
2237_2254del18 E746_S752>A
2237_2255>T E746_S752>V
2238_2248>GC L747_A750>P
2238_2252>GCA L747_T751>Q
2238_2255del18 E746_S752>D
2239_2247del9 L747_E749del
2239_2248TTAAGAGAAG>C L747_A750>P
2239_2251>C L747_A751>P
2239_2253del15 L747_T751del
2239_2256del18 L747_S752del
2239_2258>CA L747_P753>Q
2240_2251del12 L747_T751>S
2240_2254del15 L747_T751del
2240_2257del18 L747_P753>S
20 2303 G>T S7681
2307_2308ins9GCCAGCGTG V769_D770insASV
2310_2311insGGT D770_N771insASV
2319_2320insCAC H773_V774insH
2369 C>T T790M
21 2573 T>G L858R
2582 T>A L861Q

FFPE 核酸抽出カートリッジ

品目コード BB531884
使用目的* 生体由来の組織から製作したFFPEサンプルからゲノム核酸を抽出・精製処理する試薬
貯蔵方法 冷蔵(2~8℃)にて保存
有効期間 製造後 3ヶ月(12ヶ月まで延長予定)
個数 FFPE 核酸抽出カートリッジ:12個/箱

分注チップラック

品目コード CV562836
使用目的* FFPE 核酸抽出カートリッジ試薬や、核酸抽出サンプルを吸引、分注するLW-100専用チップ
貯蔵方法 -10℃~60℃
個数 分注チップラック:12個/箱

* 記載製品はすべて研究用であり、診断には使用できません。

関連資料

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