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シスメックスの技術

OSNA法について

OSNA法とは?

OSNA法は、分子生物学的な方法を用いた新しいリンパ節転移検査法です。OSNA法では、専用の装置と試薬を用いることによって、乳がんの手術で摘出されたリンパ節中のがん細胞由来の遺伝子(サイトケラチン(CK)19)を増幅して測定することで、手術中にリンパ節転移の有無を検査することができます。

OSNA法の特徴は?
  • 手術中に結果が出ます。
    センチネルリンパ節の転移を約40分と迅速に検出するため、乳がんの手術中に転移の有無を調べることが可能です。そのため、医師は、OSNA法の結果に基づいて、治療の方向性を手術中に決定することができます。

  • 正確な判定が得られます。
    これまでの臨床試験では、OSNA法の判定は、術後病理検査と同程度に正確であることが示されています。OSNA法では、リンパ節の大部分を溶かして(ホモジナイズ)測定するため、リンパ節の一部分しか観察されない従来の術中病理検査よりも、感度が高く、がん転移の有無を高精度に判定できることが期待されます。

  • どの病院で検査しても同じ結果が得られます。
    従来の病理検査は、手術中という限られた時間内での判定に技術と経験が必要であったため、検査を行う病理医によって判定が異なってしまう可能性がありました。しかし、OSNA法では、自動化された装置で測定するため、どこの病院で検査を行っても同じ結果が得られます。

  • OSNA法に用いるリンパ節の採取方法は今までと同じです。
    OSNA法に用いるリンパ節(センチネルリンパ節)は、従来と同じ方法で採取されます。OSNA法で検査するために、特別な方法でリンパ節を採取する必要はありません。

  • 保険が適用されます。
    乳がんのリンパ節転移検査にOSNA法を用いることについては、2008年11月に保険適用されました。

※OSNA:One Step Nucleic acid Amplification