乳癌リンパ節転移検査に関するデータ
OSNAの臨床性能を評価するため、多施設による臨床性能試験を行いました。
- 試験1
- OSNAによる結果が転移陰性リンパ節を陽性と判断(偽陽性)しないことを示すため、病理組織検査とOSNA法で陰性一致率(特異度)を評価しました。

※ブロックB及びDから200μm間隔で連続した1対の標本(厚さ5μm)を作製し、一方をHE染色、他方を抗CK19抗体による免疫染色を行い、転移有無の判定を行いました。
■試験結果
| N=124 | 病理組織検査 | ||
| 陽性 | 陰性 | ||
| OSNA | ++ | 16 | 0 |
| + | 3 | 3 | |
| − | 1 | 101 | |
- 特異度:97.1%(95% C.I. : 0.918~0.994)
- この試験において、OSNAが高い特異性を
有していることが確認されました。
- 試験2
- 術後に行われている、永久標本3割面を用いる病理組織検査と、
OSNAの結果を比較して、判定結果の同等性(一致率)を評価しました。

※ブロックB及びDの割面から1対の標本(厚さ5μm)を作製し、それぞれ、1対の標本の内、一方をHE染色、他方を抗CK19抗体による免疫染色を行い、転移有無の判定を行いました。
■試験結果
| N=450 | 病理組織検査 | |||
| 陽性 | 陰性 | |||
| マクロ転移 | ミクロ転移 | |||
| OSNA | ++ | 54 | 2 | 0 |
| + | 10 | 4 | 22 | |
| − | 4 | 6 | 348 | |
- 一致率:92.9%(95% C.I. : 0.901~0.951)
- この試験において、病理組織検査とOSNAとの
判定結果は高い一致率を示しました。
出展:Clinical Cancer Research, 2009 15:2879-2884






新潟県立がんセンター新潟病院